ちらかし読みむし

心理療法、社会学、福祉などの領域の読書録、本の紹介など、その他書きたいことを書いています。

2020-09-07から1日間の記事一覧

援助論アンソロジー③ 相互性。援助者の変化、成長

自分も変化するというリスクを冒す 私たちはみな変化を恐れています セラピストもどこかで成長していなかったら クライエントに与えるばかりでなく、クライエントから受ける用意がなければ サービスは互恵的なものなので そういう客観的な態度ではなく、共に…

援助論アンソロジー② いる、居続ける、居合わせる、共にいる、ほんとうに存在している

だれかがそこにいないと 期待を失わずに傍らにい続ける あるがままの人間として、まさその瞬間にその場に居合わせること 別の人間と共にいる人間であること 飢えて凍えている他人が自身と同じようにほんとうに存在していると知ること だれかがそこにいないと…

援助論アンソロジー① クライエントが自ら選んだ…

クライエントはこうあるべきとかこうなるべきと考えるものに向けてクライエントを変化させようとするのではなく クライエント自身が選んだ道をクライエントが歩んでいくのを促す クライアントを凌駕する必要は その人にできるだけの自由を許し、常に期待を失…